間接民主制について

 政治で投票する時に何が一番めんどくさくて、問題を複雑にしているかって言うと、投票する対象が人間だってことだと思うの。そう、間接民主制のこと。

 個別の政策についてについて賛成か、反対か、どの程度を望んでいるか、とか。そういった具体的なことについては考えやすいんだけど、投票するときには、自分の考えに誰が一番近いのか?ってのを考えないといけないし、自分の住んでいる地区の誰に投票することでその人を支えることになるのかまで考えなきゃいけない。1自分の意志をまとめる→2その意志に沿う人(政党)を探す→3それを支持するために誰に投票するのが最適か判断する の3ステップ。非常にめんどくさい。労力を要する。そんなん今どっき暇人にしかできねぇっての。

 まぁステップ2で政党を支持することを選んだら最後のステップはだいたい自動的に決まるけど、住んでる地域・集団が特定の指示母体だと選択肢は狭まるわけで。ステップ2だって自分の考えに近い人を求めて、最終的には最大公約数的に人を選ぶんで不満が無いわけじゃない。そもそもステップ1だって、情報収集が簡単になった今非常に難しいわけで。とりあえずイイコト言ってるあの人に入れとけ的な、2009年のあの浅はかな人たちを避難はできないわな。

間接民主制が完全にダメだってわけじゃないし、この対極にある直接民主制はもっとダメだったって時代が証明しているので今すぐに何か革命じみたことが必要なわけじゃないけど、現状の不満の一つとして思いついたのでチラ裏に書き残して丸めてdsbdに投げる。